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大使館からのお知らせ

在カンボジア日本国大使館

~在留邦人の皆様へ~

          平成26年3月27日

 

カンボジア:野党・救国等による集会に伴う注意喚起

 

 

1 野党・救国党は、26日の記者会見において、3月30日(日)午前8時から午後

11時までの間、1997年の同日(3月30日)に発生した手榴弾投擲事件によって亡くなった16名を慰霊するため、「旧国民議会」(カンボジア語では「ティ・コンラエング・ロアットサピア・チャ」、英語では「Old National Assembly」)<場所:別添>の前でセレモニーを行い、その後、午後1時から午後7時まで、プノンペン市内の「民主の広場」(カンボジア語では「ティ・リエン・プロチアティパタイ」、英語では「Freedom Park」)<場所:別添>において、支持者に対して、現在までの状況を報告し、支持者からの意見を求めるために「People Congress」(国民大会)と題した集会を開催するとの声明を発表しています。

  上記記者会見によれば、救国党は、「国民大会」の参加者を2,0005,000人を見

込んでおり、

○ この集会は、デモではなく、純粋な「国民大会」であることから、政府は

集会の開催を禁止することはできない。

    ○ 与党・人民党との交渉について、支持者に対して現在までの状況を報告す

るとともに、次に何をすべきかを問いたい。

○ 支持者が人民党との交渉を中断して大規模デモの再開を望むのであれば

それに従う。

 としています。

 

2 報道によれば、27日午前、プノンペン都庁と救国党の代表が、協議を行いました

が、その後、都庁の報道官が、午前中のセレモニーについては許可するが、午後の

「国民大会」は許可しない旨発表しています。しかし、救国党側は、予定通り「国

民大会」を行う構えを見せており、当日は、午前中のセレモニーも含め、会場周辺

における混雑や混乱、それに伴う不測の事態が発生する可能性は排除できません。

よって、在留邦人の皆様におかれては、不要不急の場合には、出来る限りセレモ

ニー場所及び集会場所付近には近づかないよう、ご注意願います。

 

3 この集会の結果次第によっては、今後、カンボジア国内の治安情勢に変化が生じ

る可能性も排除できないことから、カンボジアに渡航・滞在される方は、政治情勢

が落ち着くまでの間、不測の事態を念頭におきつつ、以下の点に留意され、最新の治安関連情報の収集に努めて下さい。

 

(1) 外出の際には周囲の状況に十分に注意を払い、集会やデモ行進等に遭遇した場合は近寄らないようにする。また、状況が緊迫したものになった時には、暫時外出も控える。

(2) 一般的に攻撃の標的となりやすいと思われる場所(政府機関、軍・警察等治

安当局施設等)や各政党事務所周辺、及び抗議集会が行われる可能性のある民

主の広場等にはできる限り近寄らない。

(3) 外出の際には家族、職場や知人等に所在を明らかにしておくとともに、いつでも連絡がとれるようにしておく。

 

4 何らかの被害に遭われたとき等には当大使館領事班までご連絡ください。

在カンボジア日本国大使館 領事班

電話:023-217-161~164

電話交換業務時間:平日午前8時~正午、午後2時~午後5時45

領事窓口対応時間:平日午前8時~正午、午後2時~午後4時30

緊急連絡先(平日昼休み):012-835430

緊急連絡先(平日夜間及び休館日):095-777-911

大使館ホームページ:http://www.kh.emb-japan.go.jp

Eメール宛先:consular.jpn@pp.mofa.go.jp

 

【お願い:在留届の内容に変更がある場合や帰国の場合には、必ず当館にご連絡下さい。】

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